60歳になると20歳代よりも脚の筋肉量は40%も落ちてしまいます

サルコペニアとは 筋力の低下とそれにともなう弊害

超高齢化社会といわれる昨今、「サルコペニア」という言葉が注目されています。

 

 

サルコペニアとは、ギリシャ語で肉・筋肉を表すsarxと減少・消失を意味するpeniaを組み合わせた造語で、「筋肉の減少」を意味します。

 

 

筋肉量は20代後半から30歳代をピークに、それ以後は徐々に減少し、65歳以上の4〜5人に一人、80歳以上では2人に一人がサルコペニアになっているという統計もあります。

 

 

高齢化社会でサルコペニアが注目されるのは、高齢者の生活の質に大きく関わるからです。

 

 

サルコペニアになって脚の筋肉が減少すると、つまずいたり転倒しやすくなります。

 

すると大腿骨や骨盤を骨折し、それをきっかけに寝たきりになることもあります。

 

 

またサルコペニアになると体が動きにくくなり、活動量が減ります。

 

活動量が減ると食欲が低下し、摂取する栄養量も少なくなります。

 

 

すると健康を維持するのに必要なタンパク質やエネルギーなどが不足し、低栄養状態になります。

 

 

低栄養になるとサルコペニアがさらに進行し、悪循環が始まってしまいます。
こうなると、自体は深刻です。

 

 

高齢になって筋肉量が減ってきても、普通に日常生活を送っている人はたくさんいます。

 

しかし、それは「どうにか問題なく生活できている」状態であり、いつ転倒などのアクシデントを起こしても不思議ではありません。

 

 

「老化は脚から」と言われるように、加齢に伴う筋肉量の減少はまず脚から表れます。

 

 

何も対策をしなければ、60歳代では20歳の時と比べて一般的に腕の筋肉量は10〜15%、脚の筋肉量は40%も落ちてしまいます。

 

 

ある程度の年齢になったら、意識して運動していない限り「筋肉は落ちている」と自覚しておくべきでしょう。

 

 

次のページでは、サルコペニアのセルフチェック法について紹介します。

 

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