年とともに弱りやすい筋肉 弱りにくい筋肉

加齢で衰えやすい筋肉・衰えにくい筋肉

「年をとると基礎代謝量が落ちて太りやすくなる」とは、ある程度の年齢に達してダイエットを意識している人の間ではよく知られているのではないでしょうか。

 

 

基礎代謝量が落ちる最も大きな原因は、加齢に伴う筋肉の減少(委縮)です。

 

 

筋肉は30歳を過ぎるころから徐々に減り始めます。
40代になると目立って減少し始め、運動をしないと年に1%ずつ減っていくと言われています。

 

 

70歳になると、筋肉量は最も多い時期の三分の二まで減少してしまいます。

 

30代頃から筋肉が減り始めて基礎代謝量が少なくなったにも関わらず、20代と同じ食生活を続けていたら当然太ってしまうのです。

 

 

ただ、全身の筋肉が一様に委縮していくわけではありません。

 

大腿四頭筋(腿の前面)や上腕三頭筋(上腕の背中側の筋肉)は加齢に伴う減少が大きい

 

一方で、

 

ハムストリングス(腿の背中側)や上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)はそれほど減らない

 

 

ことがわかっています。

 

 

ひとつの目安として、重力に逆らう「抗重力筋」である伸筋は衰えやすい特徴があります。

 

 

また、腹筋、大臀筋、大腰筋、広背筋、僧帽筋も加齢と共に弱りやすいとされています。

 

 

弱っていく筋肉が多いように感じますが、トレーニングを行えば筋肉量の維持だけでなく筋肉を発達させることも可能です。

 

 

ただし、何もしなければどんどん筋肉が落ちていって基礎代謝量が減少し、体を動かすのも億劫になって活動量も減りがちになるとも言えるのです。

 

 

適正体重と健康を維持するには、ある程度意識して体を動かす努力が必要です。

 

 

 

 

 

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