認知症患者は疲れ知らず?本山式筋トレで認知障害を回復・予防

アルツハイマー対策に本山式筋トレ 強めの負荷で鍛える

「認知症を発症すると疲れ知らずになる」のはご存知でしょうか?

 

 

現役ボディビルダーで、デイケアインストラクターの本山輝幸氏によると、軽度認知障害(MCI)を発症している人は、筋肉から脳に信号を送る「感覚神経」が鈍っているそうです。

 

 

これは、筋肉の疲労が脳に届かず、疲れを感じにくいことを意味します。

 

 

認知症を発症して徘徊癖のある高齢者が、驚くほどの遠距離を歩いて移動するのもこのためです。

 

同じ理由で、高齢になって体力自慢をする人ほど、MCIを発症している可能性が疑われます。

 

 

MCIになったら、脳と筋肉の感覚神経を繋げる作業をする必要があるわけです。

 

 

本山氏によると、そのためには負荷を強めにした筋トレが効果的であり、本山氏は認知症改善を目的に「本山式トレーニング」を開発しました。

 

 

脳に伝わる刺激は筋肉の太さに比例するので、本山式トレーニングでは、

 

太股前面の大腿四頭筋 太股裏側の大腿二頭筋 太股内側の内転筋 お尻の大臀筋

 

といった、大きく太い筋肉を優先的に鍛えます。

 

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トレーニングの例を紹介します。

 

1 足を肩幅に広げてまっすぐ立つ

 

2 片脚を伸ばしたままゆっくり前方で上げ下げする(5回ずつ両脚行う)

 

3 同じく脚を伸ばしたまま後方へ上げ下げする(5回ずつ両脚行う)テーブルなどに手をついてもOK

 

トレーニングの王道、スクワットもあります。

 

1 膝とつま先を外側に向け、左右の足を肩幅の2倍以上に開く 両手を胸の前でクロスさせる

 

2 お尻に集中しながら、腰をゆっくりと10cmほど下に落として、上げる これを20回繰り返す

 

(本山式トレーニングの他のメニューは本山氏の著書などを参照してください)

 

 

先述したように、これらのトレーニングで筋肉を使ってもMCI発症者は疲れをあまり感じません。

 

 

しかし、継続していくと徐々に痛みや疲労を覚えるようになってきます。

 

 

これまでに本山氏は、自身の教室で数百人のMCI発症者に本山式トレーニングを施しており、改善しなかった人は皆無なのだそうです。

 

 

アルツハイマー型認知症は、アミロイドベータが脳細胞を殺すことで発症しますが、MCIの段階ではまだ生きている脳細胞は多数存在します。

 

 

トレーニングによる筋肉の刺激はその細胞を活性化し、死んでしまった脳細胞の代わりの活動を促します。

 

 

また、神経細胞が多く集まる脳幹網様体も刺激されることで、脳全体の覚醒効果も期待できます。

 

 

MCIを発症していても、脳の運動野から各筋肉に信号を送って動かす「運動神経」は健在なので本山式トレーニングは可能です。

 

 

高齢者の筋肉トレーニングは、認知症改善以外にも、体力向上や転倒防止、腰痛・ひざ痛予防など様々なメリットがあります。

 

 

ある程度の年齢に達したら、本山式トレーニングを参考に筋トレを行うのは極めて有意義と言えるでしょう。

 

 

雑誌週刊新潮 2015年 3/12 号47ページを参考にしました。

 

 

ボケたくないなら筋トレをやりなさい 脳が蘇る本山式筋力トレーニング

本山式筋トレ法を実践した人のカスタマーレビュー

 

 

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